dbGの気ままつらつら

趣味の水彩画や日常の雑記をつけています。

ホテル発祥の地(横浜居留地70番地) 

 

今回のスケッチ場所です。

ここ、山下町70番地はホテルの発祥の地です。

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横浜かをり本店

呉竹フィス   F0  Cotman   Medium

 

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下書きはこの程度で

うむ・・・なんか、ボケたスケッチになってしまった・・アイビーをもっと簡略化すれば、すっきりしたかも知れないな・・・・簡略化がポイントだったなぁ・・・と思う・・・。

 

アイビーに囲まれたこのビルは、現在、横浜かをり本店として営業しています。
以前はレストラン「かをり」として営業していましたが現在は洋菓子、喫茶だけ営業しています。

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ホテル発祥の地の碑



 

1859年、幕府はここを外国人居留地として造成し横浜居留地70番地としたのでした。1860年(万延元年)、オランダ人の元船長フフナーゲル(Huffnagel)が、ここ横浜外国人居留地内に横浜ホテルを開業し、日本でのホテル発祥の地となりました。この横浜ホテルには、レストランやビリヤード、バーなどがあったとされて、医師のシーボルトや画家のハイネ、そしてローマ字の生みの親、ヘボン博士も投宿したとも伝えられています。

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その後イギリス人の経営する「横浜クラブ」、「アングロ・サクソン・ホテル」、「ロイヤル・ブリティッシュ・ホテル」、フランス人経営の「ホテル・デ・コロニー」など、次々と開業していったとされています。

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ホテルと言えば、山下公園近くのホテルニューグランドが全国的にも有名で老舗でホテル発祥かと思いきや、違い、ここの地が発祥の場でした。横浜の市民でも勘違いしてる人が多いかも知れません。過去の私もそうだった・・・・・・・。
歴史を探れば興味深い事柄が発見出来るものですね。