過去のスケッチブックから
過去に描いたスケッチブックを眺めていたら、インターコンチネンタルホテルのスケッチが出てきました。
2004年に描いたスケッチです。この当時に透明水彩なるものを発見し、即、飛びついて描き始めた時期でした。
その後、仕事の関係で忙しくなり、透明水彩には、ほとんど手付かず休眠状態でした。あれから、18年・・・・。てなことで、アップすることに・・😅
なんか、松の木の描き方が・・・全然下手・・・・・😆
描いた場所は、防風林の松林の丘の中で、現在もありますが、最近この防風林はBBQの施設が出来たようで、私が描いたポイントにテーブルとかBBQの施設があります。・・・😣
インターコンチネンタルホテルと女神像
ところで、帆船をイメージしたインターコンチネンタルホテルの頭上トップに翼の女神像が鎮座しているのを知っているだろうか?
女神の名は「みちびき」といいます。ホテル自体が帆船のイメージなので、横浜の発展と海と航海の安全と世界の平和を願う守り神として設置されています。
それで、ホテルの下に最近出来た人道橋はこの女神像に因み「女神橋」と名付けられています。この人道橋、最初出来た時、海の満潮時に、遊覧船や、屋形船が橋の下を潜れなくなり、問題となりました。それで、再度作り直した過去があります。設計時に海の満干を考慮して設計してなかった・・・笑い話?
帆船と船首像
かつて、帆船には船首に航海の安全を願う守り神、船首像(フィギュア・ヘッド)が設置されていました。
日本の帆船で有名なのは訓練船「日本丸Ⅱ」
(初代は、「帆船日本丸」として、横浜みなとみらい地区の日本丸メモリアルパークで保存・公開展示されて日本丸と展示ドックは国の重要文化財になっています。)
あと、もう一隻、「海王丸」ですね。
どちらも、船首に守り神が祀られています。
フィギュア・ヘッド(女神像)
「日本丸II」の船首像は手を合わせて祈る女性の姿をしており、「藍青(らんじょう)」と名付けられています。
気高く優しさのうちに凛々しさを秘めた日本女性を表現しています。
地球上の全ての生物の生みの親・育ての親である「わだつみの慈母」を意味しているそうです。
「海王丸II」の船首像は横笛を吹く女性で、日本丸の「藍青」の妹で「紺青」と名付けられています。
妹として、未だ少女のあどけなさを残し、典雅な気品を備えた女性像。
能管(横笛)を構えた姿は、厳かで幽玄な日本伝統のあの横笛の調べが聴こえてくるようです。
この笛は、荒れた海の神の嵐を鎮め、慰め、乗員に嵐を乗り切る勇気を与え、人々を幸せにする力を持つことを願って創作されたものなのだそうです。
いろいろ調べて賢くなりました・・😅
タイタニック号の女神?
で、悲運の運命で処女航海中に氷山に衝突して沈没した「タイタニック」、映画でレオナルド・ディカプリオ主演による1997年公開の映画「タイタニック(Titanic)」←ずいぶん古い)では、ケイト・ウィンスレット演じるヒロインが、タイタニック号の船首付近で両手を広げたポーズを取るシーンがあります、あれは、この船首像の女神を真似をしてるのですが・・・知ってましたか?(若い人はほとんど知らんだろうな・・・・😅)
と、こんな背景でインターコンチネンタルホテルの女神や訓練船の帆船の船首像の女神は安全と安心と、海の神に対する畏敬と安全へ願い、未来へのみちびきを祀っているのでした。
パシフィコ横浜の屋根
ちょっと蛇足だけど、インターコンチネンタルホテルのお隣、パシフィコ横浜(国際展示会場)は、なんであんな特徴的な屋根の形なんだろうと?考えた事ありますか?あれは、海のさざ波をイメージした形なんだそうです。
さざ波がインターコンチネンタルホテルの帆船に寄せるイメージかな・・・それで、隣接する国立大ホールは、貝殻をデザインしているそうです。
なんと、一体化してるロマンチックなデザインだろうか・・・😍
都市空間のデザインは、そんな風に創造されているんだなぁ・・・・と。
ちょっとした話のネタでした。今日はこのへんで終了〜
詳しくはこちらで↓
インターコンチの過去スケッチ記事はこちら↓
ご訪問ありがとうございます。
ブログ村ランキングをポチッとしていただけると嬉しいです!