霧笛橋と神奈川近代文学館
横浜山手の港の見える丘公園の奥まった所にある霧笛橋と森の奥にひっそりと佇む神奈川近代文学館をスケッチしました。
天気のいい日でスケッチポイントと日陰を探すのに苦労しました。結局、途中から橋を登る階段付近に邪魔にならぬように、スペースをとり描きました。
雰囲気的にお散歩の女性を追加しましたが、もう少し、樹木の緑をサラッと描けばよかったですね・・😅
静寂な森に佇む文学館
この日は大佛次郎記念館や神奈川近代文学館はお休みなので、訪れる人も少なく、静寂で、ひっそりとして、鳥のさえずり・・時折、聞こえてくるのは船の汽笛・・・文学の散歩道として、なかなか雰囲気が良かったです。
レトロな趣きの橋の名の由来
この霧笛橋は大佛次郎記念館と神奈川近代文学館を結ぶ橋です。レンガ造りで明治時代なレトロな雰囲気を持っていますが、1986年(昭和61年)に完成したものです。霧笛橋の名の由来は、大佛次郎の小説『霧笛』から名付けられました。煉瓦でできていて幾つかのアーチを型どった、趣きのある橋で、神奈川の橋100選に選定され、観光名所です。
霧笛橋前広場
大佛次郎記念館の横、霧笛橋を渡る手前に霧笛橋前広場があり、港の見える丘公園の展望台と同じく、横浜港の船舶の出入りや横浜ベイブリッジが間近に眺められます。こちらは、奥まっているので、比較的静かで、ゆっくりできます。
霧笛橋を渡ると、近代文学の美術館と博物館を兼ねる神奈川近代文学館になります。私は、たしか、特別展で2013年『井上ひさし展』2016年『夏目漱石展』や2018年『寺山修司展』など、見に行きました。もうかれこれ、結構経過しましたね・・。
常設展も神奈川に所縁のある作家たちの草稿や生原稿、蔵書、写真や遺品が見られます。なかなかいいです。
森の中にひっそりと佇む文学館の前の広場は静かです。こちらからの港やベイブリッジの眺めもまた、ゆったりとして眺めて過ごせます。
文学に興味ある方や志す方は、霧笛橋を渡りながら、レトロな時代に思いを馳せて、一度訪れてみてはいかがでしょうか・・
神奈川近代文学館HP↓
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