連日の猛暑・・・暑いです・・・ι(´Д`υ)アツィー
で、何処か涼しいところはないか?・・・と考えて・・ありました。
美術館です。(*^^*) 長時間涼むには、もってこいの場所です。・・・コラコラ・・
先日、久々に上野の国立西洋美術館に行ってきました。
以前、ブログに紹介した、例のあれです。
「美しき愚かものたちのタブロー」、はい、そうです。松方幸次郎氏の・・もう、おわかりですね!
「松方コレクション展」です。
いやー、よかった!・・てか、私の予想より混んでいてびっくりでした。
チケット窓口へ並び、購入まで20分待ちでした。夏休みのせいか、明らかに、旅行トランクを引いている方が並んでいて、地方から来ている方が多いんだと思いました。それに、海外からのお客も・・・さすが、文化遺産登録になると外国からのお客が多いですね。私個人としては、以前のゆっくりとした鑑賞が出来た頃の西洋美術館が懐かしい・・・・あのゆったりとした、贅沢な時間が何モノにも変えがたかったな・・・・・・。
松方コレクションは、常設展で、もうなんども鑑賞してるのですが、今回は、原田マハさんの小説を読んでから、鑑賞に行ったので、もう、その時代背景や、このコレクションの収集過程や、それに関わってきた人の苦労や人生が即座に解り、感慨深い展示会鑑賞でした。もちろん、今回も音声ガイドを購入しての鑑賞でした。モネの作品も常設展示以外の作品も結構数点あり、鑑賞出来ました。
フランスから寄贈返還の結果として、返還されなかったゴッホやマティスやゴーガンの名品も見れて感激しました。
そして最後に鑑賞した。毀損したモネの作品「睡蓮、柳の反映」を鑑賞した途端、これらの作品を、生命を掛けてあの戦時下で守り抜いた人々、日置釭三郎夫妻や、寄贈返還に尽力した田代氏や時の総理吉田茂氏、そして何より、この国が世界で通用するには芸術を愛でる美術館が必要だと西洋の美術画や彫刻作品を収集した松方幸次郎氏が浮かび、もう、この年で不覚にも、ウルウルきてしまった・・・・。年だな・・・(´Д⊂ヽ
是非、原田マハさんの小説を読んでから、行くことをオススメします。高揚感が違います。
で、何回も国立西洋美術館に鑑賞に行ってるのですが、絵画だけではなく、彫刻作品もけっこうあり、いいですよ。常設展示でのロダンの作品が主ですが、これが、なかなかいいのです。「考える人」や、「カレーの市民」「地獄の門」「オルフェウス」や「バルザック」の作品。
女性からみたら、男性の筋肉美はちょっと気恥ずかしいかもしれませんが・・
エロスも芸術です・・って誰かいっていたな・・・ピカソだったかな・・?
しかし、これは、私の個人的資料ですが、ロダンの「バルザック」作品に視点を置くと、上野国立西洋美術館の習作のバルザックや
鹿児島旅行の際、訪れた長島美術館の裸のバルザックもなかなか味があっていいんです。
こんな感じで、彫刻作品も比較してみると味があってなかなかいいのです。(*^^)v
そして、今回も高揚感を癒やす、一人反省会を・・・私はタバコを吸わないので、
分煙か全面禁煙の喫茶店へ、今回はあのル◯ワールで・・ゆっくりと癒やし、帰途についたのでした。(*´▽`*)
松方コレクションを題材にした小説の過去記事↓
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