テレビがネット同時配信にするらしい。若者のテレビ離れで、テレビ業界もお尻に火がついたということだろうか？ネット全盛期であることは疑いようないけれど、はたして、ネットに配信すればテレビも復活すると思っているのだろうか？
もともと、テレビの落ち目は、見るに値しないコンテンツから来ていると思うのだが、ニュース番組にしても、ぐだらないコメンテーターが発する番組では庶民も見る気が起きなく、ネットやツイッターなどＳＮＳに真実を求め流れていくと言う図式になっている。しかも一般市民が発掘した情報がリアルタイムでツイッターに投稿させられているのを、テレビ局がその情報をテレビで流す二番煎じをやっている・・・自ら取材しないで、ネットからの情報を流すようになっているし、真実を放送しないで、都合のいいようにカットや歪曲して放送したり・・ジャーナリズムは何処にいったのだろうか？・・そんな体たらくになっています。なんだろうと思いますよね・・・その点、最近のラジオは、ネットをうまく活用して放送していると感心させられる。
ツイッターと連動した番組公式ハッシュタグ＃の設定や番組宛のメールで、番組リスナーと価値観の共有や意見などリアルタイムで募集し今現在の庶民の感情や意見を放送したり報道に取り込んでいる。そして、リスナーもリアルタイムで、仲間と集えるなど、これがなかなか心地良い、自ずと固定リスナーがついてうまく回っているようで、なかなかいいです。私も時々、お気に入りの番組を聴きながらハッシュタグで自分なりの意見を投稿したりしています。くれぐれも、今のテレビのように、ならない事を一リスナーとして望まずにいられない。
近年は、東日本大震災以降、コミュニティＦＭラジオが多く開局しました。放送対象地域が従来の広域放送や県域放送より狭いが、地域密着で市民参加や防災および災害時の放送がその地域の情報が得られる利点があります。そして、ネットの時代を特徴するように、広域放送でなくとも、スマホやパソコンにアプリを入れれば自分の住んでいる地域のラジオや故郷のＦＭ局が世界中何処にいても聞ける時代になっています。
コミュニティラジオは費用の面でパーソナリティが一人で、配信設備をミキシングしたりと、かなり工面してまだまだぎこちない放送局もあるが、そんな素人感覚が好感が持てる感じがします。地域で育てていきたいカテゴリと思います。中には、広域の民放ラジオ局よりも全国的に知られている放送局もあります。湘南ビーチFMなんかは、その代表ラジオ局です。コミニュティーラジオ局で関東で一番最初に開局したこのラジオ局は正式名称「逗子・葉山コミュニティ放送」でNHKの元記者でキャスターだった木村太郎氏が立ち上げたラジオ局で現在も代表を務めていて、JAZZや洋楽メインのラジオ局・・いいJAZZが一日中かかってます。
また、年間に春夏秋冬と発刊させられるフリーマガジン「Shonan Beach FM78.9 Magazine」これがいいのです。マガジンの表紙を、かつてFM情報誌「FM STATION」の表紙を描いていた鈴木英人氏が担当しています。私のお気に入りのラジオ局です。
また、このラジオ局はミニFM局の立ち上げをドラマにした映画「波の数だけ抱きしめて」（若き頃の中山美穂、織田裕二 松下由樹 別所哲也 などが出演している）もモデルになっています。
ラジオは一時期終わったカテゴリーかと思われていたが・・ネットの時代をうまく利用して復活しています。なによりも、ラジオの一時代を育てた現役世代を終えた団塊の世代がごっそりとテレビからラジオにシフトしているように思われます。
これがラジオには強みかもしれない、この層を抱えつ、若者世代を取り込んでいけば、まだまだラジオは伸びしろがあるように思います。そんなコンテンツと仕掛け戦略を敷いている放送局が伸びてくるのだと思います。やはり、コンテンツ、中身が大事だということでしょうね・・・。
JCBA 日本コミュニティ放送協会
コミュニティFMラジオ
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2 ListenRadio アプリ
listenradio.jpスマホ用は i phoneはApp Store / AndroidはGooglePlay から
3
radiko ( IPサイマルラジオサービス)
