dbGの気ままつらつら

趣味の水彩画や日常の雑記をつけています。

水彩画で使うパレットは洗わない

これは、私が使う水彩のパレットです。汚いです・・・・まじで汚いです。

絵の具は透明水彩です。ちょっとしたスケッチに携帯用の固形の透明水彩(呉竹

フィス)を使用します。

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固形透明水彩 呉竹フィス

 

本格的にはチューブ入りの透明水彩ホルベイン透明水彩)をパレットに出し使っています。どちらも汚いです。

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チューブ入り透明水彩のパレット


チューブ入りは乾燥すると固形の透明水彩と同じになります。だから、パレットは洗わなくてそのままその色を使うことができます。そこが透明水彩のメリットですかね・・しかし、だんだん汚くなって来るので、適当な時期にお掃除をとなります。
パレットを見れば、その方の力量が解るとおもいます。(上から目線の持論ですが・・スマソ)その人の考えや感性や苦悩の歴史とか・・笑 私は屋外で水彩されている方のパレットをよく拝見します。作品も見ますが・・・パレットの方が興味があります。なにか、その人のプライベートを覗いてる気がして・・・パレットフェチか・・・
話題が段々外れているので、もとに戻します。笑
透明水彩を初めて知ったのは、2004年頃、もうかれこれ15年前になるでしょうか・・しかし仕事や人間関係の煩雑さで描くのを最近まで休眠してました。当時私は、PCでのイラストづくりにペインターと言うアプリを使っていましたその頃人気だったのは、Adobeのイラストレーターとフォトショップ、あと、コーレルのペインターでしたね。ウインドウズのペイントとは違います。イラスト作家が使う有名アプリです。現在はどうでしょうか?
そこで、年賀はがきに使うイラストをネットで検索していたら妙に味のある絵手紙を発見しました。そこで使われているのが固形の透明水彩絵の具でした。デジタルの絵画にちょっと飽きていた私にとって、デジタルでは表現できないその微妙なアナログの感性豊かな表現に、気付かされたのです。それ以来透明水彩の愛好者です。
ところで、透明水彩の特徴は、透明性がありパレット上で色を混ぜ合わせたり、紙の上で色を塗り重ねていくことができます。それで、綺麗な発色のある混色を表現することができます。水彩紙の地の色「白」を活かしつつ、色を重ねていくので、重ねていく色の順番などを考えなければならず経験と知識が必要ですが、私は適当に塗っていくから失敗ばかりしてます・・・・
白と黒の絵の具は基本的に使いません。私は今まで、つかった事がありません。
絵具を溶く水の量で濃さを表現したり、熟練者は水彩絵具の強みでもある「にじみ」や「ムラ」、「ぼかし」を上手に活かした美しい表現方法を駆使して作品を作ります。私は初心者なので、まだまだそんな技術をもっていません。でも描いていくと偶然にも「にじみ、ムラ、ぼかし」が出来て、なかなか味な作品になったりします。早く技術を取得したいと思います。

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新しいパレット これから汚します。(*^^*)

てな事で、新しいパレットを新調しました。ここに新規の絵の具を落としてパレットを作り、様々な作品を描こうと、はやる気持ちが抑えられないのです。今から楽しみです。さて、このパレットはこれから、どんな人生や苦悩が描かれるのでしょうか・・・・・小説かドラマみたいだな・・・笑