横浜 中区にある、山手町一帯は、幕末から1899年(明治32年)まで外国人居留地でした。 特に、元町商店街の南側の高台は、高級住宅地として有名で、富裕層が暮らしていると思われ・・・憧れる所ですね。(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
そして、歴史的にも貴重な、いくつかの洋館が点在しています。
今日のスケッチは、その山手の洋館の一つ「ベーリック・ホール」です。
Holbein watercolours F4 VifArt 中目
敷地内にはベンチがあるので、ゆっくり外観をスケッチしながら、眺める事ができますが、見学客が興味津々で覗いてくるので、落ち着いて出来ないかも (ㆀ˘・з・˘)
もう少しラフに描いたほうが良かったな・・・細かいところにこだわりすぎた・・・。_| ̄|○ il||li
みなとみらい線元町中華街駅から来ると、みなとの見える丘公園から、横浜市イギリス館、山手111番館、山手234番館、エリスマン邸、次に来るのが、「ベーリック・ホール」です。
イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、昭和5(1930)年に設計され、第二次世界大戦前まで住宅として使用された。ベリック氏亡き後、昭和31(1956)年に遺族より宗教法人カトリック・マリア会に寄付され、その後、平成12(2000)年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていました。
現在は公益財団法人 横浜市緑の協会が管理運営してますね。
設計したのはアメリカ人建築家J.H.モーガンです。約600坪の敷地に建つべーリック・ホールは、スパニッシュスタイルを基調としています。ホールでは、クラシックコンサートなど多種な音楽会や展示会が行われています。
外観をよく観察すると、3連アーチ状の玄関、クワットレフォイルと呼ばれるイスラム様式の流れをくむ四つ葉の形をした、おしゃれな小窓がかわいいです。また、瓦屋根の煙突など、多彩な装飾が施されています。
みなさんは、山手の洋館の散策巡りをしたことがありますか?
横浜市イギリス館、山手111番館、山手234番館、エリスマン邸、
このベーリック・ホールを過ぎると、テニスの発祥地である山手公園内にある山手68番館そして、イタリア山庭園にあるとんがり屋根の「外交官の館」やフランス瓦屋根のブラフ18番館があります。一日掛けての洋館巡りの散策が出来ます。
一番のメインの季節はやっぱりクリスマスの時期ですね。
各洋館は、テーマを決めてクリスマスの飾りつけを競い合います。
クリスマスのツリーだけじゃなく、お部屋の飾りつけや、クリスマスのデナーの飾りつけは、とても素晴らしい飾りつけが行われます。ぜひ、見てほしいですね。お勧めします。
山手西洋館ベーリック・ホール HP